りゅうもんがん Rhyolite 明るい色の細粒の火山岩(→ 火成岩)。火山の溶岩としてよくみられる。化学組成は花崗岩と同じで、ほとんど長石と石英でできている。流紋岩の中の暗い色の鉱物としては、暗褐色の黒雲母がもっとも一般的である。ふつう輝石および角閃石をふくむ流紋岩もある。流紋岩には、溶岩としてながれたときの筋模様がはいっているものもあれば、見かけ上均質なものもある。石英や正長石、斜長石(→ 長石)の斑晶をふくむような斑岩状のものもよくみられる。斑岩の石基は一部あるいは全部がガラス質である。
非晶質、つまり完全にガラスで黒い色をしている流紋岩を黒曜石という。ピッチストーンは、松脂状の茶色をしたガラス質流紋岩のことである。ガラス質の流紋岩はガスが膨張してできた大小さまざまな穴をもつ軽石になることもある。軽石はこのような穴が岩石の大部分を占めるため、ひじょうに軽く、水にうくことがある。また研磨用につかわれることもある。
イタリア南部のリパリ島にみられる溶岩からひじょうによい試料がえられるため、リパライトという呼び名がつかわれることもある。ネバダイトという呼び名はネバダ州にみられる、無数の斑晶をふくみ石基が目だたない斑状流紋岩につかわれる。日本でも各地から産出している。(マイクロソフト エンカルタ 百科辞典99より)
非晶質、つまり完全にガラスで黒い色をしている流紋岩を黒曜石という。ピッチストーンは、松脂状の茶色をしたガラス質流紋岩のことである。ガラス質の流紋岩はガスが膨張してできた大小さまざまな穴をもつ軽石になることもある。軽石はこのような穴が岩石の大部分を占めるため、ひじょうに軽く、水にうくことがある。また研磨用につかわれることもある。
イタリア南部のリパリ島にみられる溶岩からひじょうによい試料がえられるため、リパライトという呼び名がつかわれることもある。ネバダイトという呼び名はネバダ州にみられる、無数の斑晶をふくみ石基が目だたない斑状流紋岩につかわれる。日本でも各地から産出している。(マイクロソフト エンカルタ 百科辞典99より)
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