紫外線による老化を防ぐ

目から紫外線が入ると脳がメラニン色素をつくり身体を紫外線から守れ！という指示が出ます。そのため体内のメラニン色素が増加します。メラニン色素はターンオーバーにより自然に剥がれ落ちるのですが、紫外線対策をしないでいると大量のメラニン色素が生産され通常のターンオーバーでは追いつかなくなりシミが発生します。

また、ある日突然シミができて驚くことがありますが、これは生まれてから現在までに浴びた紫外線の積み重ねが原因でできるシミです。コップに水をためていきあふれた状態がこのシミができた状態ということができるかもしれません。

では、対策ですが、一般的には下記の5つのことが思い浮かぶと思います。身体の外からの対策です。

（1）外出する時間は紫外線が強い10時～14時を避ける

（2）UVカットのサングラスをかける

（3）帽子や日傘を使用する

（4）できるだけ長袖長ズボンで肌を露出しない

（5）日焼け止めクリームを使用する

これらの対策を行っても日焼けすることがあります。そうなる前に身体の内から対策を打つのも方法です。

紫外線を浴びると活性酸素が発生します。この活性酸素が老化の原因ですから、活性酸素対策を行っておくことが紫外線による老化を防ぐ方法です。抗酸化物質をあらかじめ摂取しておくことです。

具体的には、ビタミンC、ビタミンE、αリポ酸、コエンザイムQ10、茶カテキン、アントシアニンなどです。これらの物質は食事から摂取することも可能ですが、αリポ酸やコエンザイムQ10など食品中には微量しか含まれていないものもあるため、必要に応じてサプリメントで摂取することも方法です。

また、生理前や妊娠中、ピルを飲んでいる場合などは、黄体ホルモンが紫外線の感受性を上げるため日焼けしやすくなりますので注意が必要です。

しかし、いくら良い食事やサプリメント、化粧品をつかっても、身体自体にコリ(肩こり)や滞り(脚のムクミ)があり、血流が悪くては有効活用されません。
そんな時は整体でプロの力に頼るのも方法です。整体で全身の筋肉のバランスを整え、身体をほぐすことで全身の血流の滞りがなくなり、お肌のターンオーバーや栄養の流れも改善されます。根本である身体自体を整える事も大切です。

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アンチエイジング・コンディショニングディレクター

『こころとからだの整体サロンSoleil』 院長：近藤　光

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