「コラーゲンを食べるとプルプルお肌の効果が期待できる」は嘘！

美容にはコラーゲンをたっぷりとりましょう！というような話をよく聞きますよね。
先日の深夜、ハイヒールさんがやっておられるTV番組で紹介していたお話。

「人間のお肌のもちもち感を出すためには、コラーゲンを食べても無駄！」これ事実なんですよね。

りんごさんが「私、有馬温泉にマンション買えるぐらいコラーゲンに投資してますけど・・・（涙）」って、いっていたのが印象的でした。

コラーゲンとはタンパク質の一種です。食物として口から入っコラーゲンは人間のカラダに吸収されるとき、いったんタンパク質（コラーゲン）からアミノ酸に分解され吸収されます。そして、人間に必要ないろいろなものに再合成されます。

だから、コラーゲンを採ったからといって、コラーゲンに再合成されることは非常に低い確率になります。

こんな話って、中学か高校の理科で習ったと思うんですけど、TV番組のリアクションからすると、一般の方ってご存じないんですね。

例えば、今は、プロテインダイエットとか、アミノサプリなども流行っていますが、あれは牛乳を飲めば、身長が大きくなるとか、骨粗しょう症予防になるという話と同じで、一部だけの栄養素を多くとっても（逆に減らしても）あまり意味がありません。

人間のカラダは、全体的な、バランスを調整して栄養素を吸収しています。突出しても吸収できませんし、足りないと、一番低いレベルの栄養素のレベルに吸収する割合を減らしてしまいます。

全体を見ないと「骨盤矯正をするとダイエットできる」くらい商業主義に踊らされた無意味な話になってしまいます。

こういう正しい知識を広げる番組ってもっとやってほしいと思いました。

では、また。

ありがとうございました。

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