子供たちに人気の運動靴にアキレスシューズ“瞬足”というシューズがあります。
この靴の特色は、「体育の授業などで左回りに走りやすいように靴底を工夫した運動靴」です。
一見、よさそうです。でも、疑問に思えることが沢山あります。
例えば、自動車レースでは、アメリカのインディーカー・シリーズのようにオーバルコース(陸上競技のトラックのように楕円形のコース)を走る場合、「スタッガー」と呼ばれる同じような発想のセッティングをする場合が以前からあります。
この車の特徴は、
・デファレンシャルギアの固定化
・左右で直径の異なるタイヤの着用
・右側は固め・左側は柔らかめのサスペンション設定
以上のような方法でなどにより、ステアリングを切らなくても自然に車が左側へ曲がっていく調整を目的としています。そのため直線区間では、ドライバーは右にステアリングを切らなくてはならないのです。
ということは、直線を走る場合、通常のセッティングに比べ右側に曲がるような力を必要とします。さらにいうならば、右に回る場合は、通常のセッティングで右に回る以上の力を必要とします。もちろん、オーバルコースには、右に曲がる必要性がないので、このセッティングをしています。
インディーカーもオーバル以外の市街地や通常の右左に曲がるコーナーがあるサーキットでは、このような極端なセッティングはしません。まっすぐに走るようにセッティングをします。
話を今回のシューズに戻します。では、このシューズを履くとどうなるのでしょうか?体が左へ左へと自然と回ろうとしてしまうわけです。
でも、人間はというと、常に運動場のように左回りの場所をぐるぐる走ってしるわけではありませんよね。右回りもあれば左回りもあります。直線に走る場合も・・・。インディーカーの市街地や通常のサーキットと同じ状態ですよね。
特に子どもの靴というのは、1日中はきますよね。大人のようにTPOに合わせてはき替えるわけではないので、体が靴によって一部の方向に曲げられるというのは危険なんです。
実際、陸上部競技選手でもトラック競技を長く続けると、左回りに走る回数が多いため、トレーニングのアップやダウンの際に、右回りに走ってねじれをリセットすることが実施されているケースもあります。
もちろん、このシューズもトラック競技の時だけに限って使用するなら有効な手段かもしれませんが、カーブを速く走ることは人間本来の体の機能として、何度もトレーニングをしていけば、上達することだと思います。人間の脳や筋肉は、それほどバカではないと思うのです。なぜなら、陸上競技のトップ選手の足を見ていただければお分かりだと思います。特殊な足はしていませんよね。
子どものころから機材に頼って勝負をするというのはいかがなものか・・・と思いました。
もちろん、昔から、機材の差というのは、ありました。私の子どものころでいえば、アシックスのターサーというシューズです。今でも、ターサーはシューズの名前として残っていますが、私の子どものころ初代のモデルが発売されました。当時の値段は今のモデルの半額ぐらい(約8,000円)だったと思います。
軽くて、グリップも効き、クッション性にするれたおしゃれなデザインでした。ただ、約8,000円は、小学生にしては高額でした。、毎日同じ靴を履きますからすぐにボロボロになりまし、成長も速いですのですので、両親には当然買ってはもらえませんでした。お年玉やおこずかいをためて買う人が多かったように思います。
確かに、当時から性能差があり、軽くしなやかな靴憧れで、体育では有利だったと思います。
でも、自然に左回りが優位になるシューズは、体に良くないと思います。ねじれが生じてくると思います。先ほどのインディーカーの話ではありませんが、まず、基本はまっすぐに走れることだと思います。
私も陸上競技選手でした。大人になって400mトラックで毎日トレーニングしていると、子どものころはきついと感じなかった200mトラックが、アールがきつく走りにくいという印象を受けます。
でも、小学生は身体がまだ完全に出来上がっていないわけです。身長も大人ほどありません。それならば、機材ではないと思うのです。
子ども体のことも考えてみませんか?
【今日のポイント】
・左まわりに優位ということは、つねに左に体が自然とまわろうとする不自然な状態を作っている
・人間の体は、トレーニングすれば、発達する
・左に曲がりやすい靴をは、片べりした靴と同じで、体の不調をつくる可能性がある
神戸・三宮の即効療法で肩こり・腰痛・ストレスの改善から免疫的疾患・美容整体まで対応!『こころとからだのケアサロンSoleil』
PCサイト<http://www.39soleil.com/>
携帯サイト<http://www.39soleil.com/i>
この靴の特色は、「体育の授業などで左回りに走りやすいように靴底を工夫した運動靴」です。
一見、よさそうです。でも、疑問に思えることが沢山あります。
例えば、自動車レースでは、アメリカのインディーカー・シリーズのようにオーバルコース(陸上競技のトラックのように楕円形のコース)を走る場合、「スタッガー」と呼ばれる同じような発想のセッティングをする場合が以前からあります。
この車の特徴は、
・デファレンシャルギアの固定化
・左右で直径の異なるタイヤの着用
・右側は固め・左側は柔らかめのサスペンション設定
以上のような方法でなどにより、ステアリングを切らなくても自然に車が左側へ曲がっていく調整を目的としています。そのため直線区間では、ドライバーは右にステアリングを切らなくてはならないのです。
ということは、直線を走る場合、通常のセッティングに比べ右側に曲がるような力を必要とします。さらにいうならば、右に回る場合は、通常のセッティングで右に回る以上の力を必要とします。もちろん、オーバルコースには、右に曲がる必要性がないので、このセッティングをしています。
インディーカーもオーバル以外の市街地や通常の右左に曲がるコーナーがあるサーキットでは、このような極端なセッティングはしません。まっすぐに走るようにセッティングをします。
話を今回のシューズに戻します。では、このシューズを履くとどうなるのでしょうか?体が左へ左へと自然と回ろうとしてしまうわけです。
でも、人間はというと、常に運動場のように左回りの場所をぐるぐる走ってしるわけではありませんよね。右回りもあれば左回りもあります。直線に走る場合も・・・。インディーカーの市街地や通常のサーキットと同じ状態ですよね。
特に子どもの靴というのは、1日中はきますよね。大人のようにTPOに合わせてはき替えるわけではないので、体が靴によって一部の方向に曲げられるというのは危険なんです。
実際、陸上部競技選手でもトラック競技を長く続けると、左回りに走る回数が多いため、トレーニングのアップやダウンの際に、右回りに走ってねじれをリセットすることが実施されているケースもあります。
もちろん、このシューズもトラック競技の時だけに限って使用するなら有効な手段かもしれませんが、カーブを速く走ることは人間本来の体の機能として、何度もトレーニングをしていけば、上達することだと思います。人間の脳や筋肉は、それほどバカではないと思うのです。なぜなら、陸上競技のトップ選手の足を見ていただければお分かりだと思います。特殊な足はしていませんよね。
子どものころから機材に頼って勝負をするというのはいかがなものか・・・と思いました。
もちろん、昔から、機材の差というのは、ありました。私の子どものころでいえば、アシックスのターサーというシューズです。今でも、ターサーはシューズの名前として残っていますが、私の子どものころ初代のモデルが発売されました。当時の値段は今のモデルの半額ぐらい(約8,000円)だったと思います。
軽くて、グリップも効き、クッション性にするれたおしゃれなデザインでした。ただ、約8,000円は、小学生にしては高額でした。、毎日同じ靴を履きますからすぐにボロボロになりまし、成長も速いですのですので、両親には当然買ってはもらえませんでした。お年玉やおこずかいをためて買う人が多かったように思います。
確かに、当時から性能差があり、軽くしなやかな靴憧れで、体育では有利だったと思います。
でも、自然に左回りが優位になるシューズは、体に良くないと思います。ねじれが生じてくると思います。先ほどのインディーカーの話ではありませんが、まず、基本はまっすぐに走れることだと思います。
私も陸上競技選手でした。大人になって400mトラックで毎日トレーニングしていると、子どものころはきついと感じなかった200mトラックが、アールがきつく走りにくいという印象を受けます。
でも、小学生は身体がまだ完全に出来上がっていないわけです。身長も大人ほどありません。それならば、機材ではないと思うのです。
子ども体のことも考えてみませんか?
【今日のポイント】
・左まわりに優位ということは、つねに左に体が自然とまわろうとする不自然な状態を作っている
・人間の体は、トレーニングすれば、発達する
・左に曲がりやすい靴をは、片べりした靴と同じで、体の不調をつくる可能性がある
神戸・三宮の即効療法で肩こり・腰痛・ストレスの改善から免疫的疾患・美容整体まで対応!『こころとからだのケアサロンSoleil』
PCサイト<http://www.39soleil.com/>
携帯サイト<http://www.39soleil.com/i>
スポンサーサイト
トラックバックURL↓
http://39soleil.blog123.fc2.com/tb.php/290-6293d878
| ホーム |