私はナイキエアシリーズが好きです。
エアフォース1からですから、20年ぐらい履いていると思います。
でも、最近は重さ以外の問題点も感じるようになって来ました。
利点は、下記3点です。
①衝撃吸収性
②ファッショ性
③断熱性
ご存知のように①は、スポンジに比べかなり高いです。②も国内のメーカーのものとは、やはり異なるセンスを持っていました。私が履き続けるている最大の理由は、②が一番です。多分世の中の多くの人も同じ理由だと思います。
第二の理由は、①ではなく、③です。エアシューズは、地面からの熱を奪われにくいのです。寒い冬、土間や屋外で作業をするにはエアシューズの恩恵にあずかるところが大きいです。
問題点は、
①シューズの中で足が沈み、素足のような踏ん張りが利かない。
②地面の感覚を足の裏で把握しづらい。
③重量が重い(他社に比べて)。
①②は同じような理由です。利点の衝撃吸収性が裏目に出ています。人間本来の感覚が生かされないんです。反発力を利用する理論も、もちろん正しいと思える部分もあるのですが、足本来の機能を考えた場合、本当にそれでよいのか?と思えることが多くなってきました。
衝撃を吸収して、足を保護することはわかります。マラソンのように42kmという長距離を走る場合は必要だと思います。
しかし、健常者が10kmたらずの距離を走る、または毎日の通勤や通学にそこまで保護する必要があるのか?という疑問です。
もちろん、その路面がアスファルトなのか土なのか芝生なのかでは異なってきますし、トレーニング暦、シーズンによっても異なります。
問題は、保護することによって、足が鈍感にならないかということです。鈍感になるということは、足本来の機能を果たさなくなるということを意味します。
私が子どものころ(70年代)、近所には空き地や田んぼがあり、小川や池がありました。土の上を自由に走り、田んぼのあぜ道を走ることもありました。田んぼのあぜ道は、草が生えていたり、でこぼこしていますし、部分的にぬかるんでいたりします。
このような状況を自然に経験することにより、足はもとより身体の使い方を学習してきました。
保護することも重要ですが、過保護にせず本来の機能を維持回復させることも大切だと最近思いました。それは、最近の患者様の足首の硬さ、足の冷えを見ていて感じた結果です。
外反母趾という方もいらっしゃいますが、足の冷えを訴えるかたは、必ずといっていいほど、足の指がくっついているのです。指を開いてパーにしたり、閉じてグーにしたりができないんです。ずっとグーのままなんです。足が一枚岩のようになっているんですね。これでは、地面からの情報など受け取れるわけもありません。情報が得られないということは、自分の身体を支えるための対応もできなくなっているということです。だから、微調整ができず疲れを生むこともあります。
続きは後日下駄を履くことの意味で解説します。
エアフォース1からですから、20年ぐらい履いていると思います。
でも、最近は重さ以外の問題点も感じるようになって来ました。
利点は、下記3点です。
①衝撃吸収性
②ファッショ性
③断熱性
ご存知のように①は、スポンジに比べかなり高いです。②も国内のメーカーのものとは、やはり異なるセンスを持っていました。私が履き続けるている最大の理由は、②が一番です。多分世の中の多くの人も同じ理由だと思います。
第二の理由は、①ではなく、③です。エアシューズは、地面からの熱を奪われにくいのです。寒い冬、土間や屋外で作業をするにはエアシューズの恩恵にあずかるところが大きいです。
問題点は、
①シューズの中で足が沈み、素足のような踏ん張りが利かない。
②地面の感覚を足の裏で把握しづらい。
③重量が重い(他社に比べて)。
①②は同じような理由です。利点の衝撃吸収性が裏目に出ています。人間本来の感覚が生かされないんです。反発力を利用する理論も、もちろん正しいと思える部分もあるのですが、足本来の機能を考えた場合、本当にそれでよいのか?と思えることが多くなってきました。
衝撃を吸収して、足を保護することはわかります。マラソンのように42kmという長距離を走る場合は必要だと思います。
しかし、健常者が10kmたらずの距離を走る、または毎日の通勤や通学にそこまで保護する必要があるのか?という疑問です。
もちろん、その路面がアスファルトなのか土なのか芝生なのかでは異なってきますし、トレーニング暦、シーズンによっても異なります。
問題は、保護することによって、足が鈍感にならないかということです。鈍感になるということは、足本来の機能を果たさなくなるということを意味します。
私が子どものころ(70年代)、近所には空き地や田んぼがあり、小川や池がありました。土の上を自由に走り、田んぼのあぜ道を走ることもありました。田んぼのあぜ道は、草が生えていたり、でこぼこしていますし、部分的にぬかるんでいたりします。
このような状況を自然に経験することにより、足はもとより身体の使い方を学習してきました。
保護することも重要ですが、過保護にせず本来の機能を維持回復させることも大切だと最近思いました。それは、最近の患者様の足首の硬さ、足の冷えを見ていて感じた結果です。
外反母趾という方もいらっしゃいますが、足の冷えを訴えるかたは、必ずといっていいほど、足の指がくっついているのです。指を開いてパーにしたり、閉じてグーにしたりができないんです。ずっとグーのままなんです。足が一枚岩のようになっているんですね。これでは、地面からの情報など受け取れるわけもありません。情報が得られないということは、自分の身体を支えるための対応もできなくなっているということです。だから、微調整ができず疲れを生むこともあります。
続きは後日下駄を履くことの意味で解説します。
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