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神戸・三宮の整体サロン Soleil 近藤 光の健康講座

民間療法の限界にチャレンジする整体サロンの院長が紹介する健康法

私がわらじに興味を持ったのは、私がお寺で精神修養していた時のことです。お寺では、托鉢のときに、わらじで出かけます(普段は、下駄か草履をはいています)。

お寺で生活するまで、わらじを履いたことがなかったのですが、履いてみるとものすごい発見がありました。

素足の歩行を、忠実に再現できる履物として、健康器具としても見直したい伝統の履物です。

正しい歩行姿勢と重心移動、これが現代人の履物環境である靴の使用では、損なわれつつある大切なポイントです。

まず、かかとがたとえ1cmでも上がること、私らの全身骨格バランスは変わってきます。

ましてや、婦人物のハイヒールとなれば大変です。直立歩行で重い頭を背筋を通した重心点で支えるために、かかとの上がった分、膝と腰と首でくの字にバランスをとらなくてはなりません。

この恒常的なストレスが、膝痛・腰痛・首肩のこりとなって年と共に顕在化します。

また、靴、中でも皮靴やハイヒールは足を靴型に固定しますので、足底筋が固定されてしまいますので、足としての機能を果たせなくなり、歩くときにアキレス腱の伸縮幅がわずかしかありませんから、ふくらはぎの筋肉による静脈血の還流を促すポンプ作用が十分機能しません。

この結果、足がうっ血してむくんでしまいます。


私も最初はうまく歩けず、靴を履いている感覚で、かかとにドーンと体重を移動させ歩いていたので、頭に向かって衝撃が伝わる歩き方でしたが、しばらく歩くと要領を得てうまく歩くことができるようになりました。

最初は、パタパタと大きな音で歩いてしまいますが、歩きなれると音がなくなってきます。身体のバランスが悪いと、一方の足だけ音がでてしまいますので、歩行音で正しく歩けているか確認ができます。

わらじや下駄で歩くことは、血行がよくなり、気分爽快になること請け合いです。

現在は、さすがに通勤時に下駄というわけにも行きませんので、施術中はわらじを履いています。

素材にはこだわって、わらではなく竹の皮を使ったものを使用しています。

竹の皮は、昔からお弁当のおにぎりをつつんだりする天然の抗菌素材です。さらにわらなら農薬で消毒されている可能性がありますが、竹は消毒もされていないので、安心だからです。



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