睡眠と重力と免疫力の関係！

　私たちは、陸上で生活している限り、重力を受けています。もしこの重力がなくなると、月面や水の中のようにふわりふらりと浮いてしまいます。

　お風呂やプールの中だと、浮力が働くために、片手や片足で自分の身体を持ち上げることも簡単ですが、地上では重力があるために、身体を支えたりするだけでも、たくさんの酸素やエネルギーを消費します。

　そのため、おきている状態では、脳へのエネルギー供給量が多く、造血にまで手がまわりません。

　でも、横になって眠ることにより、重力は分散され、重力から開放されることにより、消費される酸素の量やエネルギーも減ってきます。

　そこで、ようやく身体は造血をはじめられるのです。

　血液は、酸素や栄養分を運んだり、病原菌から身体を守ったりと健康を維持するための大切な役割を担っています。睡眠をしっかりとって、きれいな血をたくさん生産することが健康維持に欠かせない、免疫力向上にもつながるのです。しっかり睡眠をとりましょう！