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神戸・三宮の整体サロン Soleil 近藤 光の健康講座

民間療法の限界にチャレンジする整体サロンの院長が紹介する健康法

2000年9月26日 天候:晴れ 走行距離:164km

 今日は、不老水と清水湧水を廻って佐賀市入りしました。
 旅に出てから今日で1週間でした。ちょっと疲れ気味かも。それにしても良く走れるものだと思いました。突然思い立って旅に出たから、特別トレーニングをしていたわけではないですから・・・。学生時代、科学的トレーニングにこだわっていたころなら無謀だと思っていたことを平気でやっています。平均すると140kmオーバーです。ただ、mont-bellショップの店員さんに「一日何キロぐらい走るつもりですか?」と聞かれた際に「平均100Kmぐらいになると思います。」と答えたら、「せいぜい80kmでしょうね。」と苦笑いしながらいわれていたので、がんばったのかもしれない。何かのツーリングの本に、“一日に何キロ走るかはその人しだい。150km走りなさいという人がいたらそれは間違い・・・。”と書かれていました。確かにそうだと思います。何キロ走ろうが人のかってです。平坦なルートともあるでしょうし、山岳コースもあるでしょう、アスファルトを走るのか、獣道を走るのか、サポートカーのあるなしもあるし、単独で走るのか複数で走るのかなどという複雑な条件によって走る距離はいろいろ変化します。でも、何キロ走ろうが他人には関係ないのです。好きなだけ走ればいいのですし、休みたければ好きなだけ休めばいいのです。

 昨日は、真っ暗であまり意識しませんでしたが、昼間見ると、海ノ中道は本当に“海ノ中道”でした。細長い砂嘴の道路の両側は海でした。

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秋吉台では、もう秋かなと思わせる匂いがしていましたが、九州まで渡ってくるとまだ夏が残っていました。

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 不老水は、本によると香椎宮からすぐのところにあるはずでしたが、場所がわからず、香椎宮に電話すると、宮司さんがわざわざ外に出てきて教えてくださいました。非常にありがたかったです。

 不老水は、集落の中にひっそりとあり、入り口には鳥居が祭られていました。井戸はお堂の中にあり、扉を開いてありがたく頂く。特においしいとは感じなかったのですが、大切に維持されているという感じが伝わってきました。秋晴の良い天気の日だったので、冷たくのど越しは良かったです。

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 今日は、名水を2つ廻って佐賀まで走ろうと思っていましたので、次の目的地浮羽町を目指して走ることにしました。福岡からは、国道3号線を通り大宰府を抜けて甘木市に入りました。太宰府までは交通量が多く、しかも日差し強く路面からの照り返しがきつく、気温も上がっていました。まだまだ日中は、夏と同じだったので、アイスクリームが非常においしく感じられました。

 手持ちの資金が底をついてきていて、どこかの郵便局か金融機関でおろさないといけなくなっていましたが、地理に不案内であることと、休憩のタイミングの関係でなかなかおろせずにいました。もうすぐもうすぐと思いながら走りつづけて甘木市に入ってしまいました。バイパスを通った事もありますが、道路沿いにはお金を下ろせそうなところはなかったです。残りは200円ほどでした。背中に背負っている水も底をつきかけていました。日差しは弱まっていましたが、走りつづけているので、給水は一定間隔で必要でした。

 走り続けて2時間になったので、道の駅原鶴で休憩することにしました。この辺の名物はひまわりらしく、道の駅の前の田んぼにはひまわりが咲いていました。咲いてはいましたが、さすがにこの時期になると盛りを過ぎて、下を向いているものが多かったです。ひまわりと言うと7月か8月のイメージが強いのですが、こちらでは9月でも何とかなるらしかったです。

 道の駅は、温泉帰りの年配の方で一杯でした。日が蔭りはじめたこともあり、私は上着を羽織りました。この辺がモーターサイクリストとの違いかもしれません。サイクリストは、休憩時間に体が冷えないように上着を羽織りますが、モーターサイクリストは、走行中体温を奪われないように上着を着ているので休憩時間には脱ぎます。

 あと、200円ほどしかなく、水もなくなっていたので、迷いましたがコーラを買いました。暑さと疲労で集中力が切れ始めていたからです。売店で尋ねると、銀行は10分ほど走ったところにあるとのことでした。しばらく休んでから銀行を目指して走ることにしました。

 銀行は杷木町の商店街にありました。銀行でお金を下ろして、資金調達できたので、何とか今日もどこか屋根つきのところで泊まれるな~と思うと少し安心しました。

 銀行から、次の名水の清水湧水までは20分ぐらいでした。清水湧水は清水時の境内にあり湧水池となっていました。湧水量は1日1,000tですから、かなりのもです。

 途中、暑さで集中力も切れたこともあり、今日は久留米止まりかな?と思いましたが、まだ時間があったので、予定通り佐賀に向かうことにしました。佐賀までは、西に一直線です。沈む太陽に向かって走りました。国道210号線は国道というものの狭く、路肩が十分ではなかったし、幹線道路ということもあって夕方になるにつれて車も多くなり走り辛くなりました。バスやトラックなどの大型車にはできるだけ道を譲ることにしましたが、道が若干下っているのと追い風のため、私がそこそこのスピードで走れてしまうのと、信号ごとに渋滞する車に追いついてしまうのは少し厄介に感じました。多くのドライバーは、大きく感覚をあけて追いぬいてくれました。

 佐賀市に入ってたころに、日が沈んでしまったので、スピードを落とすことにしました。今日は佐賀駅からすぐのYH佐賀県青年会館に泊まることにしていました。佐賀駅まで5kmの標識を通過しましたが、なかなか駅に到着しませんでした。自転車のメーターでは、とうに5kmを通過していました。どうやらどこかで交差点を見落としたようです。そういえば、さっき高架橋の下を通ってきたことを思い出し、そこまで戻ることしました。

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 高架橋まで戻ると、駅らしきものが見えました。やはり見落としていました。雰囲気的には鳥取駅のような感じの駅でした。駅まで走り、ロータリーで現在位置を確認して、宿に急ぎましだ。

 さすがに秋らしくなり始め、風が冷たかったです。洗濯と入浴をさっさと済ませ食事に出かけました。時間が遅かったこともあり、ファミレスで済ませることにしました。

 ちょっと疲れ気味でした。この2,3日、睡眠時間が連続して6時間取れていなませんでした。何らかの理由で、2,3時間すると目が覚めていました。今日は、ゆっくり7時間寝ることにしました。幸いにも今日のYHはお客さんが少なく、6人部屋を独り占めでした。洗剤をコンビニに買いに行ったときめちゃくちゃ寒かったです。とうとう本当の秋がきたという感じでした。寒さに負けて、あたたかい肉まんとコーヒーを買って食べました。300円もしないこの食べ物が実においしく感じました。

今日、出会えた皆さんありがとう!おやすみなさい。
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