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神戸・三宮の整体サロン Soleil 近藤 光の健康講座

民間療法の限界にチャレンジする整体サロンの院長が紹介する健康法

2000年9月28日 天候:曇り 走行距離:61km

 今日は、休養日にしようと思っていました。自転車レースも1ヶ月ぐらいの長期間のものでしたら、途中に2回ぐらい休養日が入りますので、私も休もうと思っていました。だから、朝は結構ゆっくりして、昨日の安いファミレスに行って、ゆっくり食事をしてから走り出しました。

 走り出してしばらくすると、三叉路に出ました。表示に佐世保まで○kmというのが目に入りました。ここまできたら、ちょっとぐらい寄道してもいいかなぁという気持ちがして、ハウステンボスとは反対の方角の佐世保にいってからハウステンボスに行くことにしました。

 スタートしてから1時間程度で、佐世保につきました。こんなことなら、昨日走っておけばよかったと思えるほど意外とすんなりつきました。15年ぐらい前に来た時にアメリカの戦艦を見たような気がしましたので、空母が見たくて海軍基地に行きました。でも、空母は出払っているようでした。フェンスの中は、本当にアメリカという感じでした。

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 仕方なく港で少し休んでから、ハウステンボスに向かうことにしました。港について、駐車場に入ろうとした時のこと、駐車場から出ようとする車と入ろうとする車が重なって、私の前の車がバックしました。 その車を避けようとしたとき、地面に埋め込んである反射板に乗り上げてしまいました。次の瞬間、シューッという音がして、バンクしてしまいました。ちょっと気を許した瞬間の出来事でした。情けない。仕方なく、港のベンチでパンク修理をしました。旅をはじめて、はじめてのパンクでした。

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 結局、佐世保にはこれといってに見るところがなく、ハウステンボスに向かうことにしました。屋久島に出ている船の確認と、せっかくだからハウステンボスに泊まろうかと思い、佐世保駅前の近畿ツーリストによりました。近畿ツーリストでは「ハウステンボスは、最小がツインユースの為、その部屋をシングルユースにすると割増料金をとられるし、ハウステンボス以外何にもないところだから、佐世保に泊まった方が良いですよ。ビジネスホテルも沢山あるし、うちの裏にも西海荘っていうのがあって、昨年新装OPENしたから、新しくて良いですよ」と言われました。そこで、西海荘に泊まることにしました。

 西海荘は、新しく、ビジネスでありながらバリアフリーのコンセプトで設計されていました。さらに、低料金なところがうれしかったです。しかも自転車に理解があり、部屋まで自転車の持ちこみを認めていただけたのはありがたかったです。これからの時代、高齢化がもっと進めば、もともと障害のない人でも車椅子を利用する人も増加するだろうし、自力歩行が出来たとしても、ちょっとした段差や、入浴やトイレの問題もあるので、バリアフリーのコンセプトはすばらしいと思いました。これなら手軽に旅がしやすいです。 

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 西海荘に荷物を預かって頂いて、ハウステンボスに出かけました。10kmちょいと見越していましたので、すぐにつくと思っていましたが、意外と距離がありました。
 ハウステンボスには、特に駐輪場がなく、バイク置き場に置こうかと思いましたが、人気がなく、さらに自転車を立てるところもありませんでしたので止めました。結局、人目につくハウステンボスのフェンスにチェーン2本で固定することにしました。

 ちょっと高かったのですが、パスポートチケットをかって入場しました。開園まもなくの頃に前を素通りした時にも驚きましたが、実際に中に入ってみてもっと驚きました。本当にオランダを輸入したような作りでした。どこで写真をとっても絵葉書に使えそうです。

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日本人がいなければ、日本人の多くがイメージするヨーロッパのどこかの港町に迷い込んだようでした。

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 この季節、修学旅行生にはうんざりしたが、まぁこれは観光地に行くと仕方がないので我慢しました。しかし、彼らが友人同士で乗っているタンデムのレンタル自転車は、自転車乗りとしてちょっとうらやましかったです。タンデム自転車のレンタルは、よそではそんなにないし、園内を自由に走れるところなんて見たことがありません。このコンセプトを持ち出して、普通の街でもレンタル自転車をはじめたらどうだろうか?そうすれば、車も少しは減るし、駅の前の放置自転車も減るのではないかと思いました。

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 また、園内は運河で結ばれており、白鳥が優雅に泳いでいて、ゆったりした雰囲気です。まぁ、こんなところに独りで来ること自体、結構寂しいし、かなり怪しいとは思いましたが・・・。

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それはそれとして、夕方前には帰ろうと思っていたのですが、結局、最後の花火までいるほど良いところでした。イベントやパピリオンをディズニーランドと比較する人がいますが、コンセプトが違うので比較は出来ません。

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それは、こちらの建物の多くが本物の素材で出来ていて住むことや泊まることなど、居住を前提とした生活空間であるからです。だから、張りぼての外見だけの建物が非常に少ないです。

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例えば、普段は、美しいガラス工芸品を展示している美術館が、結婚式場としても使用できる施設も園内にありました。

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また、ヨットハーバーも準備されており、オランダ人の成功の証としてゆったりと住む家という感じがして実に良かったです。さらにエコロジカルである点も好感が持てました。なにも考えずにボーっとするにも、独り物思いにふけるのにも良いところでした。

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 中心部には展望台(これも実在するの建物のレプリカ)があり、ハウステンボスの全体が見渡せました。

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日曜洋画劇場のような桟橋もあり、海上遊覧船が出ていました。 

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 昼食は、生演奏を効きながらとることにしました。昼食自体は、値段の割においしくはなかっのですが雰囲気を楽しむことということで妥協することにしました。

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だいたい1時間に1回はどこかで催しを行っているようですし、催しのない時間は、パピリオンを廻るか海岸や庭園でゆったり時間を過ごせました。なにしろゆったりできるのがいいです。暇と言えば暇なのですが、人工的な美しさを楽しみに来たのだからそれでよいと思いました。 

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 夜のライトアップされた建物がまたすばらしかったです。ボーっと眺めていたくなりました。

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今回、ツーリングだったので重量の関係もあり三脚を持っていなかったですし、充電を忘れていて、電池が持ちそうになかったので夜の撮影は少なくなりましたが、角度や場所をかえて、写真ばかり取りたくなる風景でした。夏に涼みに行くのもよいでしょうし、クリスマスシーズンも寒いでしょうが良いかも知れないです。 

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 確かに、ディズニーランドとイベントを比較すると、こちらはこじんまりとしている点は否めませんが、夜の船のパレードには感動させられました。昼間は遊覧船として使っている船が、夜は電飾でパレードし、音楽に合わせて踊るのです。車のようには急ブレーキの効かない船でよくあれだけのことができるものだと思いました。なによりも、人を感動させることのできる仕事はすばらしいと、素直に思いました。

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 夜の花火は、レーザー光線と照明、花火、音響の複合でなかなか良かったです。なによりも舞台が海ということが良いのかもしれません。 

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 イメージ的には、京都映画村のオランダ版という感じでしたが、帰るときには住みたいなと思うようなところでした。 

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 結局、寝る前に自転車についているメーターを見て思ったのですが61kmも走っていました。ハウステンボスまで電車で行けばよかったとも思いました。よくよく自転車が好きなのだな~と自分でも思いました。まぁ、今日はツール・ド・フランスでいうとタイムトライアルの日ということにしておこうとも・・・。 

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今日出会えたみなさんありがとう!おやすみなさい。
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