2000年9月27日 天候:晴れ 走行距離:86km
今日は、清水の滝のところで昼食にする予定にしていいました。理由は、名物の“鯉のあらい”を食べたかったからです。宿で道を尋ねると清川の滝は小城町にあり、佐賀駅から20kmぐらいだったので、朝はゆっくりスタートしました。この時、道を尋ねた笑顔がかわいいお姉さんがなかなか面白い人で(?)、マウンテンバイクに興味があるとのとのことでした。自身もマウンテンバイクで通勤しているとのことでした。私の自転車を見て、タイヤが細いのとフルサスに驚いていました。結構、タイヤの細さに驚く人は多いです。でも、サスペンションがついているので、これで十分なのです。むしろこの方が転がり抵抗が小さく走りやすいのです。
国道34号線を通ってしばらく走って、国道203号の方に曲がりました。203号に入ると登りが始まりました。少し登っているという程度でたいして気にならなかったのですが、むしろ道路が狭く、路肩もほとんどなかったので、ダンプカーの方が気になりました。
小城町に入りました。街には、なんとなく懐かしい感じがする酒屋屋さんがありました。

そこを通りすぎると山の方に須賀神社の鳥居と階段が眼に入りました。あまりに立派な階段なので、ちょっと清水観音と勘違いしそうになりました。

須賀神社へつながる橋の前には村岡総本舗がありました。小城には羊かん屋さんが30件もあるらしく羊かんの街です。素材の味が生きる、上品な甘さのおいしい羊かんなら、平気で1本食べられるほど羊かんが好きな私は、帰りに立ち寄りました。

なんでも明治32年創業で、店舗隣のレンガ造りの建物が資料館となっていて、自由に見学できます。見学無料で抹茶と羊かんがついているのはうれしかったです。私のような怪しいものにも、愛想良く応対してくださり、抹茶と羊かんを御馳走になりました。良く社員教育が行き届いている感じがしました。この店員のお姉さんは、お客様がいないアイドリングタイムに、羊かんパイを袋詰しているのですが、工場制手工業のようで面白かったです。
羊かんを買おうかと思いましたが、試食がおいしかったので、羊かんをアンに使った羊かんパイにしました。各種1個ずつ買いました。アンが本当においしかったです。おやつにしようと思っていましたが、一気に食べてしまいました。
高速道路の下をくぐると、急に登りがきつくなってきました。「今日も登りかよ!」と正直思いました。周りはみかん畑で、非常にのどかな中を登っていきました。しばらく行くと更に登りがきつくなり、名物の鯉料理の看板と店が道路の脇にずらっと軒を並べていました。最後の登りは、ギアーを一番軽くしてもきつい登りでした。その登りを登りきったところに清水の滝の入り口がありました。
名水の清水川の上流に位置する清水川の滝とはどんなところだろうと思って登ってきました。入り口のところに自転車をとめて、滝まで歩いていきました。参道を登って行くと清水山見瀧寺に到着しました。見晴らしが良く、登ってきた佐賀市が見えそうです。秋らしく天気は良かったのですが、少し寒く感じられました。そこから少し階段を下ると、清水観音が奉られている清水の滝のにつきました。滝壷の手前まで歩いていくことが出きます。滝の周りは余計に涼しかったです。滝の水しぶきで虹が出来ていました。夏だと気持ちいいことだろうと思いました。
元のところまで戻り、まだお昼には早かったのですが、滝見屋さんで名物の鯉料理を頂くことにしました。

川の流れを聴き、山の緑を見ながらの昼食は本当に贅沢でした。秋と言っても寒いほどではないので、氷に冷やされた鯉のあらいは冷たくてコリコリとしておいしかったです。

清水で飼育されているため、淡水魚にありがちなどろの臭みはまったくありません。また、あたたかな鯉こくとご飯もなかなか良かったです。私が食事を終えると、ちょうど食事時ということもあり、店内は食事待ちの人であふれていました。早めに清水の滝を見学して食事に行くのがポイントかも知れません。
次の目標は、有田焼で有名な有田町です。途中まで道を戻り、国道203号を多久まで走ってから南下し武雄市に出ました。武雄市に来ると、伊万里まで○kmという標識が目に入りました。伊万里焼というのは聞いたことがありますが、まさかそんな近くまで走っているとは思っていませんでしたので、地図と地名が頭の中で一致しませんでした。
武雄から有田までは道路も比較的整備されていましたし、時間的なこともあるのでしょうか、車の数も少なかったので走りやすかったです。
有田町までは比較的早く着きました。有田の役場で現在位置を確認しました。今日はゆっくりスタートしましたので、いつもより距離的には進んでいませんでしたが日は傾きかけていました。名水のある西有田までは、まだ少し距離がありそうでした。役場で道を尋ねると、やはり距離があるといわれました。時間的に見て、日が沈む可能性大でしたが走ることにしました。日が沈んで写真がとれなくとも、場所だけでも確認しておきたかったからです。
有田の街を抜けて、西有田のダムの方に竜門の清水はあると教えていただきましたので、ダムを目指して走りました。さすがに有田です。釜が沢山ありました。

西有田までは、また登りに入り、延々と登ることになりました。ダムまでは更に登りました。登っていくと急に視界が開け、巨石とダムの堰が目に入りました。そのダムの入り口から、ぐるっと半周したキャンプ場の近くに名水の碑がありました。夕日の中を、ダムの湖面を挟んでみる山々は、ちょっと中国ぽくて良かったです。

その側に水が涌き出ているところがありましたが、人の手が加えられていたいまいち趣に欠けた感じがしました。シーズンOFFということもあり、キャンプ場は誰もいませんでしたので、有田まで戻ることにしました。朝の予定では、行ければ佐世保まで走ろうと思っていましたが、日の暮れが早く、時間的に厳しいので今日は有田に泊まることにしました。
有田に戻って、駅近くの交番に行きました。しかし、カギが閉まっており、誰いませんでした。交番にある連絡用の電話で連絡しましたが、10分待っても通じませんでしたので、有田警察署まで走っていきました。警察署についたときには、周りはすっかり暗くなっていました。警察署で、民宿「やまだ」を紹介して頂いて泊まることになりました。ここの警察も非常に親切でした。ありがとうございました。

夕食は、今日も近くのファミレスで済ませました。これがものすごく安くて、1,000円で十分に満腹になれました。ガスとやジョナサンより2割ぐらい安いように思いました。ただ、人件費を抑えられているため、店員さんのシフトはきつそうでした。
明日はハウステンボスまで走って、ゆっくりしようと思いました。
今日、出会えた皆さんありがとう!おやすみなさい。
今日は、清水の滝のところで昼食にする予定にしていいました。理由は、名物の“鯉のあらい”を食べたかったからです。宿で道を尋ねると清川の滝は小城町にあり、佐賀駅から20kmぐらいだったので、朝はゆっくりスタートしました。この時、道を尋ねた笑顔がかわいいお姉さんがなかなか面白い人で(?)、マウンテンバイクに興味があるとのとのことでした。自身もマウンテンバイクで通勤しているとのことでした。私の自転車を見て、タイヤが細いのとフルサスに驚いていました。結構、タイヤの細さに驚く人は多いです。でも、サスペンションがついているので、これで十分なのです。むしろこの方が転がり抵抗が小さく走りやすいのです。
国道34号線を通ってしばらく走って、国道203号の方に曲がりました。203号に入ると登りが始まりました。少し登っているという程度でたいして気にならなかったのですが、むしろ道路が狭く、路肩もほとんどなかったので、ダンプカーの方が気になりました。
小城町に入りました。街には、なんとなく懐かしい感じがする酒屋屋さんがありました。

そこを通りすぎると山の方に須賀神社の鳥居と階段が眼に入りました。あまりに立派な階段なので、ちょっと清水観音と勘違いしそうになりました。

須賀神社へつながる橋の前には村岡総本舗がありました。小城には羊かん屋さんが30件もあるらしく羊かんの街です。素材の味が生きる、上品な甘さのおいしい羊かんなら、平気で1本食べられるほど羊かんが好きな私は、帰りに立ち寄りました。

なんでも明治32年創業で、店舗隣のレンガ造りの建物が資料館となっていて、自由に見学できます。見学無料で抹茶と羊かんがついているのはうれしかったです。私のような怪しいものにも、愛想良く応対してくださり、抹茶と羊かんを御馳走になりました。良く社員教育が行き届いている感じがしました。この店員のお姉さんは、お客様がいないアイドリングタイムに、羊かんパイを袋詰しているのですが、工場制手工業のようで面白かったです。
羊かんを買おうかと思いましたが、試食がおいしかったので、羊かんをアンに使った羊かんパイにしました。各種1個ずつ買いました。アンが本当においしかったです。おやつにしようと思っていましたが、一気に食べてしまいました。
高速道路の下をくぐると、急に登りがきつくなってきました。「今日も登りかよ!」と正直思いました。周りはみかん畑で、非常にのどかな中を登っていきました。しばらく行くと更に登りがきつくなり、名物の鯉料理の看板と店が道路の脇にずらっと軒を並べていました。最後の登りは、ギアーを一番軽くしてもきつい登りでした。その登りを登りきったところに清水の滝の入り口がありました。
名水の清水川の上流に位置する清水川の滝とはどんなところだろうと思って登ってきました。入り口のところに自転車をとめて、滝まで歩いていきました。参道を登って行くと清水山見瀧寺に到着しました。見晴らしが良く、登ってきた佐賀市が見えそうです。秋らしく天気は良かったのですが、少し寒く感じられました。そこから少し階段を下ると、清水観音が奉られている清水の滝のにつきました。滝壷の手前まで歩いていくことが出きます。滝の周りは余計に涼しかったです。滝の水しぶきで虹が出来ていました。夏だと気持ちいいことだろうと思いました。
元のところまで戻り、まだお昼には早かったのですが、滝見屋さんで名物の鯉料理を頂くことにしました。

川の流れを聴き、山の緑を見ながらの昼食は本当に贅沢でした。秋と言っても寒いほどではないので、氷に冷やされた鯉のあらいは冷たくてコリコリとしておいしかったです。

清水で飼育されているため、淡水魚にありがちなどろの臭みはまったくありません。また、あたたかな鯉こくとご飯もなかなか良かったです。私が食事を終えると、ちょうど食事時ということもあり、店内は食事待ちの人であふれていました。早めに清水の滝を見学して食事に行くのがポイントかも知れません。
次の目標は、有田焼で有名な有田町です。途中まで道を戻り、国道203号を多久まで走ってから南下し武雄市に出ました。武雄市に来ると、伊万里まで○kmという標識が目に入りました。伊万里焼というのは聞いたことがありますが、まさかそんな近くまで走っているとは思っていませんでしたので、地図と地名が頭の中で一致しませんでした。
武雄から有田までは道路も比較的整備されていましたし、時間的なこともあるのでしょうか、車の数も少なかったので走りやすかったです。
有田町までは比較的早く着きました。有田の役場で現在位置を確認しました。今日はゆっくりスタートしましたので、いつもより距離的には進んでいませんでしたが日は傾きかけていました。名水のある西有田までは、まだ少し距離がありそうでした。役場で道を尋ねると、やはり距離があるといわれました。時間的に見て、日が沈む可能性大でしたが走ることにしました。日が沈んで写真がとれなくとも、場所だけでも確認しておきたかったからです。
有田の街を抜けて、西有田のダムの方に竜門の清水はあると教えていただきましたので、ダムを目指して走りました。さすがに有田です。釜が沢山ありました。

西有田までは、また登りに入り、延々と登ることになりました。ダムまでは更に登りました。登っていくと急に視界が開け、巨石とダムの堰が目に入りました。そのダムの入り口から、ぐるっと半周したキャンプ場の近くに名水の碑がありました。夕日の中を、ダムの湖面を挟んでみる山々は、ちょっと中国ぽくて良かったです。

その側に水が涌き出ているところがありましたが、人の手が加えられていたいまいち趣に欠けた感じがしました。シーズンOFFということもあり、キャンプ場は誰もいませんでしたので、有田まで戻ることにしました。朝の予定では、行ければ佐世保まで走ろうと思っていましたが、日の暮れが早く、時間的に厳しいので今日は有田に泊まることにしました。
有田に戻って、駅近くの交番に行きました。しかし、カギが閉まっており、誰いませんでした。交番にある連絡用の電話で連絡しましたが、10分待っても通じませんでしたので、有田警察署まで走っていきました。警察署についたときには、周りはすっかり暗くなっていました。警察署で、民宿「やまだ」を紹介して頂いて泊まることになりました。ここの警察も非常に親切でした。ありがとうございました。

夕食は、今日も近くのファミレスで済ませました。これがものすごく安くて、1,000円で十分に満腹になれました。ガスとやジョナサンより2割ぐらい安いように思いました。ただ、人件費を抑えられているため、店員さんのシフトはきつそうでした。
明日はハウステンボスまで走って、ゆっくりしようと思いました。
今日、出会えた皆さんありがとう!おやすみなさい。
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